冷え性対策 足の冷え解消で寒くて痛い寝れない夜にさよなら

冷え性対策

冷えで足が痛いのは辛いものです。

女性の悩みに多い冷え性は、眠れない、手足がつめたくなる、下半身が大きい、むくむ、セルライトができる、関節が硬くなる、爪が割れやすくなる、ささくれが多くできる、便秘気味になる、などなどたくさんのトラブルを引き起こします。

 

体が冷えると血液やリンパ液がうまく流れず老廃物も溜めこみ、むくみやセルライトを作ります。

ダイエットでも特に落としにくい脂肪のかたまりを作り出してしまうのです。

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何かあると考え込んでしまう性格や、言いたいことを口に出せずストレスを溜めやすいといった人も、精神的な面から冷え性になりやすくなります。

運動不足で代謝が悪い状態でいると筋肉の低下から冷え性を引き起こします。

 

また、クーラーが効きすぎる寒い環境に長時間いたり、冷たい飲み物ばかりを口にしていると血行も代謝も鈍ります。

きつい着圧のある服や、矯正下着の締め付けなども血液の循環を悪くする原因となり冷え性の要因となります。

体が冷えるとどうなるか?

体が冷えると代謝も悪くなります。

代謝が悪くなると、運動を取り入れたダイエットを頑張っても、エネルギーの消費量が少なく、ダイエット効果は大きく現れません。

冷え症を引き起こす原因は色々ありますが、冷え性は太りやすくダイエットの大敵、さらに健康や美容にも大きく関わってくるため、早めに対応していきましょう。

 

冷え性対処法

冷え性に効く靴下の履き方

冷え性対策としては手頃で便利なのが靴下の重ね履きです。

ですが、靴下は普通に履くだけでは冷え性を改善するまでの効果は期待できません。

重ねて履くこと、そして履き方を工夫することで、冷え性を改善させることができるようになるのです。

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1) 体が温まった状態で重ね履きすること(入浴や足湯などの後に履いて、熱を逃がさないという方法が効果的です)足を温めると足つぼも刺激され、デトックス効果・美肌効果・婦人科系の病気改善も期待できます。

2) きつすぎる靴下や重ね過ぎをしないこと(きつい靴下を何枚も重ねて履くと、血流を圧迫して血液の循環を妨げる要因にもなります)

3) 素材を選ぶこと(重ね履きに使用する素材は、「絹」、「天然素材」、「5本指ソックス」が効果的です)絹の靴下は毒素を吸い取り保湿する効果があります。天然素材とは綿や麻、ウールといった素材のもので、これらの素材は絹が吸い取った毒素を吸収する役目があります。先が丸い靴下よりも指の間から出る毒素をしっかり吸い取ることができる5本指ソックスは、デトックス効果を高めてくれます。

4) 交互に履くこと(毒素を吸い取る絹のソックスや5本指ソックスを履き、その上に天然素材のソックス、という形で交互に4枚重ねて履くと理想的です)

5) 朝まで履くこと(夜、熱が冷めないうちにお風呂上がり重ね履きをしたら、そのまま朝まで履きましょう)

 

アロマで冷え性解消

冷え症の原因の1つに自律神経が乱れることが挙げられます。

体は、ストレスを感じていると手足の抹消血管を収縮させてしまいます。

体の隅々まで血液が届かなくなるという状態を作ってしまいます。

そして手足が冷えやすくなるのです。

 

逆に心身ともにリラックスをしている状態では、脳や体のバランスが整い血液のめぐりもよくなります。

代謝も上がり冷え性にも効果が現れるという仕組みです。

 

アロマを使ったリラックスタイムなら、簡単で心地がいいので、毎日でも続けて取りれられる解消法ですね。

アロマの香りは基本的に自分の好みで大丈夫です。

目的はリラックスすること。

自分がこれがいいなと感じる香り、それが自分に今必要なものとなります。

 

使用方法も、自分の生活スタイルに合わせた自由な方法でOK。

アロマランプを使ったり、お湯を張ったマグカップにアロマを垂らしたり、入浴に使用したり、と自分でその香りを楽しめる、ゆっくり出来る方法でリラックスタイムを持つようにしましょう。

 

血行をよくする香りには、ユーカリ・ジンジャー・ローズマリー・レモングラスなどがあります。

ストレスを緩和する香りには、マンダリン・オレンジスイートなどがあります。

冷えに効く呼吸法

冷え性に効く呼吸法は「腹式呼吸」です。

腹式呼吸を行うと血流が促進されて体が温まるため、冷え性に効果があります。

毎日の生活にできるだけ取り入れていくと、体温の上昇につながります。

 

腹式呼吸法は簡単。

息をゆっくりゆっくりとたっぷり吸って、吐くときもゆっくりゆっくりと吐いていきます。

息を吐く際にはお腹をへこませることが重要。

お腹を凹ましていきながらゆっくり息を吐いていくことを意識して行います。

 

腹式呼吸に慣れていない方は、ゆっくりたくさんの酸素を体に取り入れるイメージで息を吸い、体いっぱいに溜まった酸素を空っぽにするようにゆっくり全てを吐き出すイメージを持つと上手に行えます。

はじめはお腹に手を当てて行うと、お腹がへこんで体から空気が出ていくイメージがつかめます。

時間のあるときは、アロマをたきながらリラックスした状態で腹式呼吸をする、というのも冷えに効果のある時間の過ごし方です。

 

入浴で冷え性を治そう

体を温めるのにお風呂に入ることは効果的ですが、間違った方法では入浴してしまうと、逆に体を冷やしてしまうこともあります。

冷え性に効果のある正しい入浴法を知っておきましょう。

 

冷え性に効果的なのは「少し熱め」のお湯で「全身浴」することです。

お湯の温度は41℃から42℃、少し熱いなと感じる温度に設定しましょう。

入浴時間は10分から15分の短めの時間でOK です。

 

ポイントは肩まで浸かること!

血行を良くすることを重視するのなら、半身浴よりも全身浴の方が効果的です。

保温効果のある入浴剤を使用して、体を芯から温めて保温効果を高めましょう。

 

入浴中には、冷えた足や手の指を曲げたり伸ばしたりして動かします。

寒さでこわばった筋肉をほぐすと、血流が隅々まで行き渡るようになります。

 

入浴後には体がポカポカ温まっています。

血行の状態です。

体が温まっている状態でストレッチやマッサージを行うと、筋肉が動いて熱を作りだし、さらに体を温めてくれます。

 

手浴や足浴をすることも冷えに効果的です。

入浴時よりももう少し高めの42℃から43℃で10分程手足を温めましょう。

お湯が冷めてしまうようでしたら差し湯、またはタオルなどをかけて熱が逃げないように工夫しましょう。

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入浴や手湯・足湯で体が温まったら、はやめに温かい服を着る、靴下を重ねて履くなどして熱を逃がさないようにするのは重要です。

外出時の冷えはカイロで解消

『全身』

全身を温めたいなら背中を温めましょう。

背中は内臓の神経が集まっているため、背中を温めると胃腸の働きも良くなり、全身の血流が上がります。

首には太い血管が通っているのと、冷えを解消するツボがあるので、首を温めるのも効果的です。

首にはカイロは貼りにくいので、体や手足にカイロを使った上で、マフラーやスカーフ、ハイネックの洋服などで首を冷やさないように工夫しましょう。

 

『下半身』

下半身を温めるには、お尻の上の突起のある場所にカイロを貼ります。

ここは下半身と上半身をつなぐ神経が集中しています。

下半身を温めるのにとても有効的です。

 

『足』

冷え性で一番辛いのは足先ですよね。

足先が冷えすぎると、じんじんしたり、しびれを感じたり、痛みさえ感じることもあります。

手っ取り早く足先を温めるには、足の内側、くるぶしから指3本上のあたりにカイロを貼るのがオススメ。

即効で足を温めてくれます。

血管が多く通るふくらはぎも、足を温めるのに効果があります。

 

体操

運動で体を温めるのは効果的ですが、忙しい毎日に取り入れるのが意外と面倒なものです。

そこで、簡単な体操で冷え性取りに効果のあるものをまとめて紹介します。

 

『手足を温める体操』

まずは前を向いて姿勢よく立ち、おじぎをするように上半身を90度曲げます。

ゆっくり目に大きくおじぎをするイメージで20回行いましょう。

お腹を圧迫することで身体の中心で止まってしまっている血流が流れるので、下半身や足先を温め、最後には全身も温かくなってきます。

 

『血行が上がりむくみも解消する体操』

足の指でじゃんけんをします。

5本の足指でグー、チョキ、パーの形を作るだけです。

10回を1セットにして行いましょう。

やってみるとわかるのですが、冷えているとこの動きが難しいのです。

ですが、繰り返し行うことで固まってしまった足の指の関節が柔ら着ます。

柔らかくなると血液が流れやすくなって体を温めることができます。

むくみ解消や脚やせ効果も期待出来る嬉しい体操です。

 

『体内温度を上げる体操』

足を軽く肩幅に開いて立ちます。

両腕は体の横にまっすぐ伸ばします。

足はそのままで、上半身だけを左にねじります。

その状態で5秒キープ、次に右にねじって5秒キープ。

交互に5セット行いましょう。

これは、腹斜筋を刺激して内臓温度を上げる運動です。

体を内側から温めて、冷え性を改善する効果があります。


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