足のむくみ解消法 すぐ効くストレッチ&マッサージ方法

足のむくみ解消法 すぐ効くストレッチ&マッサージ方法

足のむくみ取りに効果的なグッズに、脚やせソックスやマッサージ機などがありますが、これらはいつも持ち歩いているわけでもありません。

足がむくんで辛い時、少しでも早くむくみを解消する方法には何が効果的なのでしょうか?

足のむくみを取るためのストレッチやマッサージなど様々な解消法がありますが、ここでは特におすすめの

  • 足のむくみを取るための正しいストレッチやマッサージの方法
  • 簡単ですぐに始められる足のむくみ解消法

を厳選してまとめてみました。

テレビを見ながらできる!座りながらできる足のむくみ取りストレッチ

まずは、

  • テレビを見ながら
  • 座りながら
  • くつろいでいるとき

にできるストレッチ方法を紹介します。

脚やせスパッツを履きながらストレッチすればさらに効果的!

 

足首を動かすストレッチ

足首は血液や老廃物がたまりやすい場所です。

『足首を伸ばす』『足首を曲げる』を繰り返すだけでもストレッチ効果を得ることができて、血液の流れを促すことができます。

  1. 複数回、足首を伸ばす、曲げるを繰り返す。
  2. 両足首をぐるぐると回す。
  3. ひざ下から足先まで力を抜いてぶらぶらとさせる。

1日中、1度も座らないという人はいないでしょう。

仕事中の休憩時間、お昼休み、デスクワークならば仕事の合間にこっそり…と、気になる足のむくみを解消・予防するチャンスはいくらでもあるはずです。

 

足のむくみが気になったときに、ちょっとだけでもこの足のむくみ解消法を行うことで、1日の足のむくみを軽減することができます。

このストレッチ方法は、日中のわずかな時間でも行えるものなので、機会をみて実践してみましょう。

缶を使った簡単ストレッチ

350mlの缶ジュースなどの飲料缶を2本用意します。

これは空き缶ではなく、中身が入ったものを用意しましょう。

  1. 足を伸ばして床に座ります。
  2. 両足のふくらはぎの下に缶を横向きで置きます。場所はふくらはぎの真ん中くらいがいいでしょう。
  3. そのまま2~3分放置します。
  4. その後、軽く足を動かして、缶をころころと転がしてふくらはぎ全体を刺激します。

缶を使用することで、簡単に均等にふくらはぎに圧力をかけることができます。

仕事で疲労したふくらはぎの筋肉は緊張して硬くなっていることが多いため、ストレッチをすることで緊張を緩和、足のむくみを解消しやすくします。

ただし、缶などで一部分のみに圧力をかけ続けるのはあまり良くないので、休憩をはさんだり、ころころ転がしたりと変化を与えるのを忘れないようにしましょう。

 

ゆっくり音楽を聴きながらできる!寝ながらできる足のむくみ取りストレッチ

疲れた体を癒すという意味もこめて、音楽を聴きながらゆっくりと足のむくみを取るストレッチ方法を紹介します。

日常の騒がしさや疲れを忘れて、心地の良い音楽を聴きながら、体を伸ばして体を癒しながら、足のむくみを取る解消法です。

足のむくみ解消だけでなく、心まで癒されてはいかがでしょうか?

 

股関節を刺激して下半身のむくみを解消ストレッチ

  1. 床に仰向けで横になり、両膝を立てます。
  2. 左足の太ももの上に右足を置きます。
  3. これだけでも股関節がのばされますが、両手で左足の太ももを抱き寄せましょう。

股関節の他にも、太ももの筋肉やお尻の筋肉が伸ばされるので血液やリンパの流れが良くなります。

抱き寄せる時間は15秒程。

手を離すとお尻や太ももがじわーと温かくなるのが感じられるはず。

これは血行が良くなっている証拠です。

 

10分寝転がるだけストレッチ

次はもっと簡単な方法です。

  1. 壁に向かって仰向けになります。
  2. 上半身は仰向けで床に寝た状態、お尻は壁にぴったりつけて、足を天井に向けて伸ばします。足は宙に浮かせる必要はなく、壁に預けてOKです。横から見て、壁に向かって垂直になっているような態勢を作ります。
  3. この態勢のまま10分過ごします。

テレビも見られなくはないですが、目をつむって、音楽に耳を寄せ、ゆっくりとした時間を過ごしてみるのがおすすめのむくみ解消法です。

たったこれだけですが、足が心臓よりも上にあるので足にたまった水分や老廃物が流れ始め、足のむくみが解消されやすくなります。

 

『ちょっとこれだけだと不安だな』という人は、10分後に足を壁につけたまま左右に大きく開脚してみてください。

股関節や太ももの筋肉を伸ばし、血行促進の効果を得ることができます。

凝り固まった筋肉の緊張をほぐすという効果も得られるため、次の日の足のむくみ予防の助けにもなります。

開脚後はそのまま3~5分、開脚し続けましょう。

開脚は、無理せず気持ちいいと感じるところまでで十分です。

ただ床に座って開脚するよりも、足の重さや重力の助けもあって開脚しやすいです。

 

どちらのストレッチ方法も寝ながらできる簡単なむくみ解消法です。

疲れて、何もしたくないという人でも実行可能な簡単な方法です。

是非、これらの足のむくみ解消法を試してみてください。

むくみを取る正しい揉み方とは?むくみ取りマッサージ法

足のむくみを取るためには、リンパの流れを良くするためのマッサージが効果的です。

ちなみに、リンパは静脈などの血管とは異なり、血液循環が引き受けない老廃物や細菌など体内で不要な物質をろ過して処理するという大事な役割を担っています。

リンパの流れが滞ると体内の老廃物が増え、リンパや血液に回収されるはずの水分がたまりやすくなってしまうため、体がむくんでしまうのです。

血液はつねに体内を循環していますが、リンパは半日から1日かけてゆっくりと体内を巡ります。

 

また、就寝時などで体を横にするとリンパの流れが良くなる特徴があります。

これらの情報を踏まえて、リンパの流れを良くする、足のむくみ取りのマッサージは就寝前に行いましょう。

眠る前にリンパに刺激を与えることにより、眠っている間のリンパの流れを良くなるので朝には足のむくみが解消されているはずです。

 

初めに、足を温めて効果を高める下準備をしましょう。

足のむくみを取るマッサージの基本としては、『下から上へ』と覚えましょう。

また、リンパが流れるリンパ管は皮膚のすぐ下にあるので優しめの力加減で行います。

  1. 【足裏を揉み解す】足先からかかとに向かって両手の親指でぐにぐにと押しながらマッサージをします。
  2. 【足の指の付け根から足首に向かって軽く押しながらマッサージをする】足指は1本ずつ、揉むようにマッサージしましょう。
  3. 【足首をマッサージする】足首を軽く回した後に、親指を使ってくるぶしのところを、円を書くように揉みます。
  4. 【ふくらはぎをさすりあげる】足を両手で包み込み、アキレス腱からふくらはぎ、ひざ下に向かってさすり上げます。ここで注意したいのは往復しないということ。せっかく上に流したリンパが戻ってしまいます。
  5. 【ひざ・ひざ下をマッサージする】ひざにはリンパがたまりやすいので必ずマッサージしましょう。ひざを手で覆い、円を描くようにマッサージをします。次にひざの裏に指を入れ、押すようにマッサージをします。
  6. 【ふくらはぎから付け根に向かってマッサージ】ひざ上からふくらはぎ、付け根に向かってふくらはぎをマッサージした時のようにしたから上へマッサージを行います。太ももはふくらはぎより面積があるので表と裏で分けて行うといいでしょう。
  7. 【仕上げに付け根をマッサージ】足の付け根に手のひらを当て、円を描くように揉み解します。付け根をしっかり揉み解すことで下半身にたまった老廃物を排出することができます。

リンパマッサージは正しいさすり方、揉み方をすることによってその効果を発揮します。

リンパマッサージの効果がない気がすると不安になったのならば、一度自分のマッサージ方法を見直してみましょう。

 

むくみ取り効果大!お風呂でむくみ解消マッサージ

リンパマッサージはお風呂の中でも可能です。

 

入浴時は、お湯で体温が上がっているため、通常よりも血行が流れやすくなっておち、リンパも刺激しやすくなっています。

さらに、水圧の効果もあるため、お部屋でマッサージするよりも簡単に、足のむくみ取りマッサージができます。

  1. 入浴時に浴槽で足を伸ばして座りましょう。
  2. 右手でグーを作り、右手の手首を左足の内ひざから足の付け根にむかってこすり上げます。
  3. 同様に複数回ずつ、左足も行いましょう。

これだけでもOKですが、太ももをこすり上げるときに直線だけではなく、げんこつで円を描くようにマッサージを行うのも効果的です。

 

お風呂上りにはしっかり水分をとりましょう。

適量の水分を摂取することで体内の老廃物が排出されやすくなります。


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