足を細くする方法の中で、とても簡単にできて効果があるのが、立ち方を正す姿勢ダイエットです。
立ち方を正しい姿勢に矯正するだけで、脚やせ効果、全身痩せ効果があるのです。
さらに、姿勢の良い立ち方は健康にも美容にも良い影響があります。
パソコン1つで仕事ができる時代、座っている時間が長くなりがちです。
ですが、座っている時間が長いことで引き起こる体への様々な悪影響は座り病と呼ばれ、寿命が縮まるという調査結果も出ているのです。
長時間座ることで起こる悪影響
・ 体の代謝が悪くなる
・ 太る
・ 筋肉の低下
・ 血栓ができやすい
・ 心臓病になりやすい
・ 糖尿病になりやすい
・ 骨密度の低下
・ 老化
・ 免疫力低下
・ 自律神経の働きの低下
立っている時間を増やしましょう!!
数年前から、立ったまま仕事ができるスタンディングデスクが話題を呼び、年々これを導入する企業が増えてきています。
仕事の面、健康の面できちんと効果があることを企業側も実感しているからなのです。
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立ってデスクワークをこなすことのメリット
・ 頭が冴える、アイデアが出る
・ 眠くならない、活発になる
・ 血流が上がる、代謝が上がる
・ 筋力がつく
・ 痩せる
・ 免疫力アップ
・ 元気になる
座ったままの時間が長い人は、ぜひ立って仕事をこなす時間を取り入れてみてください!
そこで、重要なのは立ち方です!!
せっかく立つ時間を取り入れても、姿勢が悪かったり、長時間立ちっぱなしでは逆効果になってしまいます。
姿勢の悪さは骨格の歪みの原因となり、血流や代謝を下げます。
長時間の立ち仕事は、下肢静脈瘤にかかる危険性も高まります。
大切なのは、長時間座りっぱなしでいる時間を減らし、ほどほどに立つ時間を加えることです。
そして立つ時の姿勢、これを矯正することで、健康にも、美容にも、ダイエットにも良い効果が現れます。
脚やせ効果、ダイエット効果、健康効果を得る立ち方矯正方法5つ
痩せる立ち方①:下半身痩せとヒップアップ効果のある立ち方
お尻が上がると足が長く細く見える効果があります。
下半身のライン自体が綺麗に見えます。
1) 姿勢を真っすぐにして立ちます。
2) 背筋を伸ばすことを意識して、両足のかかとを合わせ、つま先は軽く開きます。
3) 両足全体をぎゅっとぴったりくっつけます。
4) その状態で、お尻に力をいれます。力を体の真ん中に引き寄せるイメージです。
5) 呼吸を止めずにそのままの状態を10秒キープします。
ポイントは、かかとから両足全体をぎゅっとくっつけて、お尻にも力を入れるところ。
これでお尻にはヒップアップとともに引き締め効果もあり、足全体の筋力を刺激して脚やせにもつながります。
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痩せる立ち方②:3分でできる立ち方矯正
3分間の姿勢矯正がダイエットにつながる、立ち方矯正でダイエットをする方法です。
1) 背筋を伸ばして、壁を背に姿勢よく立ちます。
2) こぶし2つ分つま先だけを開きます。かかとはつけたままです。
3) 後頭部・肩甲骨・お尻・かかとは、ぴったり壁につけます。
4) 肩を後ろに引き、お腹とお尻にグッと力を入れます。
5) 呼吸を止めずに、お腹とお尻に力を入れたまま、そのままの状態で3分間その姿勢をキープします。
朝起きてすぐと、夜寝る前に3分間行うと姿勢矯正効果が高まります。
また、この姿勢を覚えておいて、時間のある時に日に何回か取り入れるとさらに効果的です。
立っている時にこの姿勢をする時間を増やして普段から正しい姿勢を心がければ、何もしていない時でも以前より代謝が上がってダイエット効果が得られます。
体の巡りが良くなるので、下半身痩せや脚やせ効果は高いです。
痩せる立ち方③:つま先立ち
通勤通学の電車待ちやバス待ちの時間、台所で料理をしている時間、エレベーターに乗っている間などなど、立っている時間を活用してダイエットにつなげてしまいましょう。
つま先立ちは、やり方も簡単、どこでも気軽に取り入れられる痩せる立ち方です。
1) 立つ姿勢は、背筋を伸ばし姿勢をよくします。
2) 両足は肩幅くらいに広げます。
3) 下腹部に力をいれます。
4) お腹に力を入れたまま、ゆっくりかかとをあげて高い位置でつま先立ちをします。
5) お腹に力を入れたままのつま先立ちで5秒キープします。
6) キープしている間は体が揺れないように、足に力を入れてバランスをとります。
7) ゆっくりかかとを下ろして5秒休憩をいれます。
8) この繰り返しを10回行います。
慣れてきたら、つま先立ちの時間を5秒から10秒に延ばしていきましょう。
ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチ効果と、腹筋を鍛える筋肉トレーニング効果、足の筋肉を刺戟する脚やせ効果が得られます。
痩せる立ち方④:片足立ち
片足立ち1分のダイエット効果は、ウォーキング数十分に相当するという凄さ!
運動が苦手な人や運動が面倒な人にはもってこいのダイエット方法です。
片足立ちダイエットで得られる効果はたくさんあります。
・ 筋肉量の増加
・ 代謝アップ
・ 血流が良くなる
・ 脂肪燃焼促進
・ むくみ解消、むくみ防止
・ 便秘解消
・ 肌荒れ解消
・ 骨盤や骨格の歪みの改善
太ももとふくらはぎを鍛えるので、片足ダイエットは脚やせ効果が特に高いのですが、ダイエット効果に加えて美容と健康にも良い効果が得られるのが嬉しい点です。
初級編・片足立ちのやり方
1) 両足を軽く開きます。
2) 片足を床から10cmくらい浮かせます。
3) この状態で呼吸を普通にして1分間その場に立っています。
4) ふらつかないようにバランスをとりましょう。バランスをとるために両手を腰に当ててもOKです。
5) 反対側の足も同じように1分間片足立ちをします。
中級編・片足立ちのやり方
1) 両手を腰にあてます。
2) 片足のももをあげます。
3) あげたももをできるだけ高い位置にキープします。
4) 30秒その状態で片足立ちをします。呼吸は止めません。
5) よろけないようにバランスをとりながら、ももが下がってこないように頑張りましょう。
6) 次は反対側のももをあげて、同じように30秒片足立ちをします。
7) これを1セットとして3セット行いましょう。
上級編・片足立ちのやり方
上級編の片足立ちは、ヨガの木のポーズです。
1) 姿勢よく前を向いて立ちます。
2) 片足の裏を、もう片方の足の内ももにくっつけます。
3) 両手を胸の前でそっと合わせます。慣れてきたら、合わせた両手を頭の上にまっすぐ伸ばすとストレッチ効果もプラスできます。
4) ゆっくり呼吸をしながら、この状態を1分キープします。
5) 反対側も同じように行います。
痩せる立ち方⑤:バレエ立ち
バレエ立ち「かかとをつけてつま先を広げて立つ立ち方」は、インナーマッスルを鍛えられるので、代謝を上げ脂肪を燃焼し消費エネルギーを高めます。
バレエ立ちをするだけで、ダイエット効果が得られるということです。
1) 両足のかかとをくっつけてつま先を大きく開きます。(バレエ立ちは180度つま先を左右に開きますが、最初からそんなに開くのは難しいです。自分ができるところまで開けば大丈夫です。)
2) その状態のままお尻に力を入れ、太ももの筋肉が刺激されていることをイメージしながら、胸を張って姿勢よく立ちます。
3) 重心を体の中心に集めるイメージで、よろけないようにバランスを取りながら1分間キープ。呼吸は止めずに行います。
やってみると全身に力が入り、体全体を使っているのが分かります。
内ももがしっかり鍛えられるので、太ももが引き締まり脚やせ効果があります。
ダイエットにつながる痩せる立ち方はいろいろあります。
立っている時間を上手に利用して、ダイエットの時間として活用しちゃいましょう。
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