妊娠中は、お腹の重さにより様々な箇所が圧迫されやすいので、リンパの流れも滞りがちです。
また、食欲が増して食べてしまうため、体重が増えむくみも出ます。
妊婦さんと足のむくみの悩みは切っても切り離せないものなのです。
ただ、妊娠していない人用のの足やせエクササイズやストレッチ、マッサージなどは、力が入ってお腹にも子宮にも負荷がかかるので、同じ脚やせ方法を行うのには安全面に問題があります。
足つぼなどは、妊娠中でも問題なさそうですが、生殖器をつかさどるツボを、素人の感覚で押してしまうと危険なのです。
安全で快適なマタニティライフを送りながら、脚をすっきりさせる、むくみを取る、効果的な方法を紹介します。
※安定期に入って、状態が安定している妊婦さん用です。
安全かつ簡単な足上げ
あおむけにひざを曲げて寝る。
お腹に力を入れない角度まで片足ずつ足を上げ、上げた方のつま先を上下にゆっくり伸縮させる。
こんな楽ちんな動作で、むくみの解消につながります。
足湯
冬場はもちろんのことながら、夏もクーラーを使用すると足が冷えます。
冷えは足のむくみにつながります。
ただでさえ妊婦さんはむくみやすいので、冷やさないように注意が必要です。
足湯を利用するとむくみ予防につながる上に、リラックス効果もあり妊娠中に特におすすめです。
着圧ソックス・着圧タイツ
妊娠中の着圧タイツは、マタニティー用を利用する必要があります。
妊娠中用のレギンス、トレンカなどもありますので、注意を良くよみ利用しましょう。
マタニティー用は妊婦さんでも履き心地がよくできており、冷えの防止でむくみ予防も可能です。
足まくら
安定期に入る前の妊婦さんでも可能で、足のむくみが気になる人におすすめです。
昔からある方法で、寝る時にまくらを足の下にしき、足を若干あげる形で寝ます。
むくみ解消とむくみ予防に効果的で、妊娠中でも安全かつリラックスできます。
椅子で出来る足首上げ下げ
椅子に座った状態で、深呼吸しながら、片方ずつ足首を上げ下げします。
お腹に力が入らないように注意して行います。
足首にもリンパがありますし、ふくらはぎの筋肉が動くのでストレッチになり、リンパの流れが良くなります。
⇒脚やせリンパマッサージのやり方と効果 太ももふくらはぎ足首
気分が悪くなったら直ちににやめてください。
マタニティヨガ
外国では当たり前のように行われているマタニティヨガは妊娠後期の人におすすめです。
妊娠後期になると、安全で適度な運動は体に良いとされていますし、最近は教室も増えていますので、初めての人は自己流でやるのではなく、インストラクターから教えてもらいながら行うとベストです。
出産に挑む際に、筋肉や体力があって悪いことはありません。
自分でトライする場合は、こういったやり方の動画を利用して、安全第一で行うことも可能です。
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