下半身太りは遺伝する?
通称下半身デブとは、下半身が上半身に比べて大きい、または太っているアンバランスな体型です。
下半身太りは特に女性に多い体系で、コンプレックスが多い場所の代表格でもあるほど、悩みをかかえた女性は多くいます。
原因と解消法
下半身太りになる原因
下半身太りが女性に多く男性に少ないのには、原因の1つとして骨盤があげられます。
女性の体には、出産のために骨盤が緩みやすく、また歪みやすい特徴があります。
骨盤が歪むと下半身の血流が悪くなり、余分な水分が排出できず下半身にたまるため、むくみんでしまい太って見えます。
下半身にむくみがあると、脂肪が水分や老廃物を取り込むことによってできるセルライトが大量にできてしまいます。
ダイエットでのなかなか落とせないセルライトは、下半身太りの大きな要因です。
さらに、もともと女性は男性に比べて筋肉量が少ないので、脂肪を燃やしにくくためやすいのです。
下半身太り解消法
下半身太りに効果のあるストレッチやスクワット方法は下で紹介しますが、まず下半身を痩せさせるのに必要な条件を説明します。
日ごろから下半身を鍛えること。
ある程度の筋肉量を保ち、筋肉のポンプで余分な水分を流す。
筋肉量が増えれば下半身の脂肪も燃えやすくなります。
さらに、姿勢や生活スタイルを見直し骨盤を緩みにくくすること。
血流の流れを良くすればむくみ解消にもつながり、代謝があがるのでダイエットにもなります。
むくみ防止には、薄めの味付けを心がけ、塩分摂取量を調節することも役立ちます。
下半身デブ体型は遺伝する?
下半身太りは遺伝してしまうのでしょうか?
肥満遺伝子(脂肪の付きやすい場所が遺伝する事)のことを考えると、遺伝しない!とは言い切れません。
基本的には日ごろの生活習慣や子供のころからの生活スタイル、生活環境の方が大きく関係してきます。
子供のころからインドアで過ごす環境が多く運動する習慣が無い家庭と、週末は元気に遊ぶアウトドア派で育つ家庭とを比べた場合、アウトドア派の家庭で育つ子供はより多い筋肉量を持つことになります。
食事に関しても家庭環境は影響します。
野菜や和食中心の家庭とお肉やファーストフードが好きな家庭では、日ごろの摂取カロリーが違うので太りやすい、脂肪がたまりやすいといった下半身太りの原因を作っています。
その他にも、味付けが濃い食べ物はむくみの原因になります。
子供の時から濃い味を食べる環境にあった人は、大人になってからも同じ味を好んでしまいます。
肥満遺伝子と生活スタイル、2つの大きな要因は、同じ家庭環境にいる親と似た体型になってしまいやすいのです。
下半身太り解消に効果的なダイエット方法
腰回りの筋肉を鍛える
骨盤回りの筋肉を鍛えて骨盤を歪みにくく、下半身の血流を高めてダイエット効果のある筋トレです。
1)肩幅に足を開いて立ちます。
2)右足に体重を乗せて、左のウエストが縮まり左の骨盤(おしり)が持ちあがるイメージで左足を持ち上げます。
注意点:この時、体がねじれたり、前に傾いたりしないようにして、足も前に上げるのではなく真上に引き上げるイメージで行ってください。
3)左右10回1セット×1日3回行ってください。
骨盤回りの筋肉をストレッチ
腰回りの筋肉を和らげてストレッチすることで、骨盤のゆがみを取り、血流を高めて下半身太り解消になります。
1) 仰向けに寝転がって片足を伸ばします。
2) 反対側の足を曲げて量腕で抱えます。
余裕があれば、抱えた足をゆっくりそのまま外側に開くとさらに効果的です。
3) 片足を伸ばして片足を抱える体制が大変な人は、両足とも曲げて抱えても効果がありますので、最初はこちらから始めるといいです。
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下半身スクワット
下半身の筋肉を重点的に刺激し、適度な筋力をつけて下半身を引き締める効果のあるスクワットです。
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簡単に足のむくみを取る方法
上で説明したように足のむくみは下半身太りの原因です。
むくみを解消してほっそりした下半身を手に入れましょう。
1) 仰向けに寝転がり両方の足を天井へ向かって持ち上げます。
2) そのまま足をばたつかせて小刻みに揺らします。(ふくらはぎが波打つイメージ)
3) 10秒揺らしたら5秒足を下して休憩します。
4) 1日5回行います。毎日続けると効果大です。
やる時間は寝る前がおすすめ。
次の日の朝、足がかなり楽になっています。
この時に腕も一緒に上に上げてユラユラすると、手のむくみ解消効果もあります。
太ももの筋肉の和らげ
太もものコリをほぐして血行を良くし、脚やせ効果を得る方法です。
1) あぐらを緩くかくように座ります。
2) 右ひじを曲げて、右の内ももを右ひじで押していきます。
そけいぶまでマッサージしましょう。
力を入れすぎるとあざになったり筋を痛めることがあるので、痛い気持ちがいいくらいの力でやってください。
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