足を細くするのに効果のあるストレッチをまとめました。
- 太ももを細くするストレッチ
- ふくらはぎを細くするストレッチ
- 足の付け根を細くするストレッチ
- 足首を細くするストレッチ
- 足全体を細くするストレッチ
のやり方をそれぞれ紹介します。
脚やせストレッチは、痩せたい部分に分け、的を絞って行うことで、効率よく部分痩せ効果を得ることができます。
目 次
ストレッチがダイエットに効果的な理由
ストレッチはエクササイズとは異なります。
エクササイズは、ダイエットを目的とする場合は痩せるための運動のひとつです。
カロリー消耗も高く、体重減少に効果的です。
ストレッチは、体を伸ばしたりほぐしたりすることで筋肉の緊張を和らげ、体を柔らかくします。
筋肉は、運動不足や姿勢のせいで固まってしまうので、基礎代謝が下がり太る原因となります。
筋肉をストレッチで伸ばすことによって、筋肉は元の正しい位置に戻り柔軟性を取り戻し、血流やリンパの流れを良くします。
そうすると、基礎代謝も上がり、むくみや冷えなど女性にありがちな悩みを解消することも出来ます。
ストレッチはエクササイズのように、短時間で大きな消費カロリーを消耗することはできません。
ですので、効果がすぐに見えずに、ダイエットには効果がないと思われがちです。
ですが、ストレッチを行うことによって基礎代謝が上がり体温が上昇、消費カロリーも増え、体重が増えにくく痩せやすい体質となるのです。
ストレッチは、ゆっくりですが確実に体を引き締める効果があります。
ダイエットにもきちんと効果があり、リバウンドを防止することもできますので、脚やせダイエットにも効果的に活用することをおすすめします。
では、部位ごとに簡単にできる、続けやすいストレッチ紹介していきます。
太ももを細くするストレッチのやり方
太ももストレッチの中でも特に簡単で手軽なストレッチ方法です。
- まっすぐ前を向いて立ちます。
- 体は前を向いたまま、右の足を内側に斜め後ろに引きます。(左の足のかかとに右の足のつま先をくっつけて前後に並べる)
- その状態で30秒、上半身がぶれないように太ももを意識して使ってバランスをとります。(上半身でバランスを取らずに、足をひねってバランスをとる)
- 同じように、次は左の足を後ろにしてストレッチを行います。
- 慣れてきたら、30秒以上に時間を伸ばしていきましょう。
仕事中、家事中、出先など、気が付いたら出来るとても簡単なストレッチです。
1日の中に難度が取り入れてみましょう。
ポイントは、足をひねってバランスを取るところです。
体は、胸を張って姿勢良く前を向いた状態で行うと効果的です。
ふくらはぎを細くするストレッチのやり方
ふくらはぎは太ももと比べて、痩せたり細くなったりした効果が実感しやすい部分です。
そして実際に、部分痩せしやすい箇所と言えます。
ふくらはぎが太くなるのは、『筋肉の増大』、もしくは『むくみ』、この2つが原因のほとんどです。
そして、むくみが一番多い要因です。
朝すんなり履けたブーツやくつが夕方にはきつく感じる。
むくみは、それほどにもふくらはぎを太くしてしまうものです。
むくみを解消するだけで、見た目にも分かるほどふくらはぎが細くなります。
ですが、むくみを放っておくと、血流が悪くなり代謝も下がり、下半身太りの原因となりますので、気が付いたらすぐにでも、むくみを解消しておきましょう。
椅子に座って行うむくみ取りストレッチのやり方
- 両ひざを揃えて、椅子に浅めに座ります。(靴は脱ぐ)
- 足先でグーパー、グーパーを繰り返します。(グーのときは指先をぎゅっと丸め、パーのときは指先をいっぱいにひらく)
とても簡単なストレッチなので、仕事中や新幹線での移動中などでも行えます。
床に座って行うむくみ取りストレッチのやり方
- 足を揃えて伸ばして座ります。(背中が曲がらないように)
- 足首を動かして、両方のつま先を自分の顔の方に向けて反らします。
- その状態で、ゆっくり10まで声を出して数えます。
- 足首をリラックスさせて元の位置に戻します。
- このストレッチを5回繰り返し行います。
お風呂に入った後や寝る前、テレビを見ながらなど、お家でリラックスしている時間を脚やせに有効活用しましょう。
立ったまま行えるむくみを取るストレッチのやり方
- 姿勢良く立って、つま先立ちをします。
- 元に戻ります。
- 繰り返しリズムよくつま先立ちを行います。
つま先立ちをする、たったこれだけのことに、むくみ解消効果があるのです。
長時間の立ち仕事の合間や、通勤・通学中の電車移動中などに行えます。
筋肉質なふくらはぎを細くするには、筋肉を大きくしないで引き締める、軽い運動が効果的です。
足首を細くするストレッチのやり方
足首はむくみやすく太くなりやすい箇所です。
普段運動をあまりしない、あまり歩かない、またはかかとを引きずって歩くくせのある方も、足首が使われず太くなりがちです。
太くなってしまった足首も、ストレッチを実践して細く引き締めることは可能です。
足首を細くするストレッチのやり方1
- 脚を揃えて立ちます。(壁や椅子に手をついて行っても構いません)
- おしりに力を入れて引き締めます。
- そのまま、かかとをゆっくりあげ、できるだけ高くつま先立ちをします。
- そのままの状態で10秒キープ(この間おしりに力を入れたまま)
- ゆっくりかかとを下げます。
- このストレッチを10回繰り返し行います。
バランスを取るのが難しいので、最初は壁や椅子などに手をついて行ってもOKです。
バランスを取ることで脚全体の筋肉を使いますので、足首以外にも、ふくらはぎや太ももを細くする効果もあります。
足首を細くするストレッチのやり方2
- 右足を軽く前にだして少し宙に浮かせる。
- 右足のつま先で大きく円を描くように右足首をゆっくり大きくまわします。
- 左回りに5回まわします。
- 次は右回りに5回まわします。
- 最後に上下に動かす。(つま先を意識してぎゅっと上下に動かす)
- 同じ要領で左足首も回してストレッチします。
- 各足3セットずつ行います。
足首を細くするストレッチのやり方3
- 椅子に姿勢よく腰掛けて、片足を伸ばして前に出します。
- 出した方の足のつま先を伸ばして足の甲を伸ばします。足が伸びているなと感じる状態で5秒キープします。
- 元に戻して、次は逆の足も同じように伸ばします。
- これを5回繰り返します。
- 両足首5回ずつストレッチをしたら、今度は片足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばします。
- アキレス腱を伸ばした状態で5秒キープ
- 元に戻して、逆の足も同じようにアキレス腱を伸ばします。
- これを5回繰り返し行います。
アキレス腱が見えるほっそりした足首を目指しましょう。
脚の付け根を細くするストレッチのやり方
脚の付け根の股関節は骨盤に直結しています。
骨盤がゆがむと、そのゆがみを支えるために骨盤の付け根が太くなってきてしまいます。
股関節をストレッチは、骨盤のゆがみの補正、ボディラインの改善、代謝を上げ全身のダイエット効果もあります。
さらに、骨盤の歪みを治すことで、ダイエット以外に腰痛の解消、便秘改善、冷え性解消などいろいろな健康効果もあります。
- 仰向けに寝ます。
- 膝を曲げ、両方の足裏を合わせます。(合わせた足裏は体に近づけます)
- 右腕は真っ直ぐに右横に伸ばします。
- 左腕は真上に真っ直ぐ伸ばします。
- 息を吐きながら背骨とお尻を一直線になるように持ち上げます。
- 10秒体制して、ゆっくり元に戻します。
寝る前1分で行えるストレッチなので、ぜひ取り入れてみましょう。
脚全体を細くするストレッチのやり方
ストレッチは、寝る前に行うと効果てきめんです。
寝る前ストレッチを習慣化して、次の日ほっそりした脚で目覚めましょう。
- 上半身は背筋を伸ばして姿勢よく座り、両足を揃えて真っ直ぐ前に出します。
- 右足のひざを曲げて立てて、右足を包み込むように両手で抱えます。
- そのままの状態でたっぷり息を吸い込んだ後、ゆっくり息を吐きながら、ゆっくりゆっくり左足を伸ばしていき、斜め上に持ち上げます。
- そのまま右足をあげた状態で30秒キープ(呼吸を止めずに行う)
- 右足をゆっくり下ろします。
- 次は左足を右足同様にストレッチします。
- 右足、左足、と各5回ずつ行いましょう。
脚全体を伸ばすこちらのストレッチを寝る前に行うことで、体内が活性化され、寝ている間にむくみや疲れなどが解消されます。
脚やせだけでなく、ダイエット効果も期待できるストレッチです。
コメントを残す