骨盤がゆがむ原因って何?
骨盤がゆがんでしまうとどんな症状が起こるの?
骨盤がゆがんでしまうと、冷え、むくみ、便秘、代謝の低下、下半身太りといった、健康に悪影響が起こってしまいます。
骨盤のゆがみは早いうちに改善しておきましょう!
日常生活で簡単にできる骨盤矯正方法をまとめてみました。
骨盤がゆがむ原因
そもそも、なぜ骨盤はゆがんでしまうのでしょう?
女性の骨盤は生理の周期にあわせて開いたり閉じたりするものです。
出産の時にも開き、出産後に閉じていきます。
骨盤の開閉時には、日常生活の中での動作や偏った姿勢、クセなどの要因が積み重なるので、少しずつ少しずつずれが生じて、ゆがみが大きくなってしまいます。
これが骨盤のゆがみを生む大きな原因です。
では、日常生活のどういった姿勢や癖が、骨盤をゆがませてしまうのでしょう?
- いつも足を組んで座る癖がある
- 立つ時にいつも片足に重心をかける癖がある
- 座っているとき、立っているときの姿勢が悪い
- 座っているとき、片側に体重がかかっている
- いつも同じ肩にバッグをかけている
- いつも同じ腕にバッグをかけて持っている
こういった姿勢の悪さや癖に加えて、運動不足で筋力が低下していることも、骨盤のゆがみを引き起こす原因になります。
骨盤がゆがんでいる場合の症状
骨盤は、人の体の中心近くに位置しており、上半身と下半身をつないて支える重要な役目を持っています。
それゆえ、骨盤がゆがんだりねじれたりしてしまうと、いろいろな健康障害が起こってしまうのです。
骨盤内には腸や子宮などの大切な内臓が位置しています。
骨盤のゆがみは、これらの臓器を圧迫して下げる原因をつくるため、下がった内臓を支えようと皮下脂肪を溜め込むようになります。
皮下脂肪がついてぽっこりお腹の原因となります。
内臓が圧迫された状態は、血流を悪化させ、リンパの流れが滞るため、冷えやむくみといった症状が現れます。
代謝も下がり、下半身が痩せにくく脂肪がつきやすい体質になってしまいます。
骨盤のゆがみによる症状はいろいろと起こりえます。
- 腰痛
- 股関節痛
- 体型の崩れ
- 冷え
- むくみ
- 代謝の低下
- 疲れやすくなる
- 脂肪を溜め込みやすくなる
- セルライト
- 下半身太り
こういった深刻な悩みも、骨盤のゆがみを矯正することで改善されますので、早めに骨盤矯正を行っていきましょう。
日常生活でできる骨盤ゆがみ改善方法
日常生活の中での動作やクセの積み重ねによって生じてしまった歪みは、やはり地道にその動作やクセを直していくことによって少しずつ改善していきます。
- 座るときに脚を組むクセを直す
- 立っているときに、片方の脚だけに重心をかけない
- 座るとき、立つときの姿勢を正す
- いつもバッグをかける肩を同じにしないよう意識する
- 長時間同じ姿勢をとらない
- 座り仕事、立ち仕事とも、時々休憩を挟んでストレッチをしたり、体を動かしたりする
まずは、意識して悪い日常のクセを直していきましょう。
※座るとき、立つときの姿勢でよいのは、頭のてっぺんを真上に引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばし、前を向く姿勢です。
日常生活の動作を意識するだけでも、必要な箇所に筋力がつき、代謝をあげ、血流をあげ、下半身太りの解消につながります。
簡単にできる骨盤ゆがみ矯正方法
自宅でも簡単にできる、骨盤のゆがみ矯正方法を2つご紹介します。
腰まわし
肩幅に両足を開いて姿勢良く立ちます。
フラフープをやっている要領で腰をぐるんぐるんとまわします。
右に30回まわしたら、左にも同じ回数をまわすようにします。
8の字にまわす方法でもOK、左右均等に8の字を描くようにします。
毎日やらなくてはいけない回数を決めてやるのではなく、ちょっとした隙間時間に日に何回かくるくるまわすようにしましょう。
お尻歩き
床に座り両足をまっすぐ前にのばす。
両手を胸の前でクロスさせ、お尻を左右交互に動かしながら、お尻で前に進みます。
ある程度いったら、今度はお尻で後ろに下がります。
たったこれだけの簡単な動作ですが、骨盤矯正にとても効果のあるエクササイズなので、日常生活に取り入れてみましょう。
骨盤のゆがみを発見してしまったこの機会に、先延ばしにせずに、すぐに骨盤のゆがみ矯正を行いましょう!
そして、素早く下半身太りなど骨盤のゆがみが起こす問題を解決して、健康と美しい体型を取り戻しましょう!
コメントを残す